今まで電子書籍・漫画はipadで観ていたけど、本より重いし持ち歩きしにくかった。
前にgalaxy noteを試してみたけど、画面のサイズが中度半端。 昼間は良いけど、電気けしてから寝る前にちょっとだけ読み物したいときはバックライトが眩しすぎ。
kobo auraが発売する直前、4000円の破格セールをしていたので、kobo gloを購入した。
■読書について
フォントの調整もできるし、小説系はだいぶ読みやすい。
漫画も普通に読みやすいが、たまに文字が小さすぎて読めないものもある。しかも取り込みの状態によっては薄くて見づらい場合もある。この時はバックライトをつけることで改善される。
雑誌は・・・止めた方がいい。
あと、フォントを追加するとハングルの本も読める。
電池持ちはかなり満足。むしろあまり気にしてない。(忘れている)
普段はほとんど減ってないが、バックライトをつけぱなしにすると少し減っている。
大抵は、PCに繋げて本をコピーする間充電完了している。
ばっと見たところ豊富に見えるけど、実際に読めそうなものがあまりない。
書店で「これ買いたい」と思い、koboストアで調べてみると大抵ない。amazonもそんなには変わらないかも知れないけど・・・カテゴリが探し辛いのもあるかも。楽天系webのユーザインタフェース見づらさは、これだけの話ではないけど。
試しに安い本を買ってみたけど、誤字が凄い。
明らかにOCRなどで文字を認識させて取り込んだみたいだけど、さすがにひらがなが数字になっていたり
読みながらイライラする。
あと、koboリーダーでは読みづらいのでipadなどタブレットがない場合、雑誌の購入は止めた方がいい。
でも、koboストアのメリットは楽天ポイントが使える・割引が多いこと。
普通に表示価格で買うのはありえない。買いたい本があれば期限切れ間近のポイント+割引クーポンで買う。
楽天もマーケットを広げる為に頑張っているけど、将来この仕組みがなくなったらあまりメリットがないかも。
■PCでの管理
koboショップとの同期の為、windowsアプリを提供しているがwi-fiで直接同期ができる為使うことがほとんどない。しかもこちらはlinuxなので使えない。
koboショップ同期はできないがlinuxではcalibreが使える。
PDFファイルの場合、変換なしで見れるが
あくまでイメージとして表示される為、文字が小さいと見にくい。
この場合calibreでPDFをePub形式に変換→koboへの取り込み
するとフォントの調整ができて大分見やすい。
■ウェブブラウザについて
他のE-inkリーダと差別できるところがこのウェブブラウザ。そもそも細かい操作ができないので、正確なクリックが難しいし、描画が遅い。しかもPOPUP・タブ開きができない。スマートフォンにデザリングしてメール確認ぐらいは普通にできる。携帯だと画面が小さくなるので、普通のサイズでWEBが見れるのは嬉しい。
ただし、韓国語は文字化けしていた。
■32GB改造
基本メモリは2GBだが、実際の保存領域は1GBぐらい。テキストベースの本だと何も問題ないが、漫画かPDFから変換した本だと一冊で30MBぐらいする場合もあるので、ダウンロードした本を消すなど貯まっていくと整理が必要。
SDメモリスロットがあり、差し込むこともできるが毎回面倒くさい。
ケースを開けて→OSイメージをバックアップ→新しいSDメモリに書き込む→パーティションの領域を調整
することで簡単に拡張ができる 。
ただし、いっぱい本が入れられるようになってもフォルダ単位などで表示ができない為
本が増えると使い方があまりよくない。
■ファームウェア2.10を試す
日本バージョンは現時点(2014/1/26)ではまだ対応してないが
本家のファームウェア2.10を入れることもできる。
このバージョンのメリットは
回覧したホームページをネットストレジにブックマーク・プレー保存できるPOCKETというサービスを利用できること。
外出先・会社で確認したホームページを保存して→koboで取り込む→あとでゆっくり読む
ことができる。
■総評
少し不安定だし、ストアの品揃えはamazonの方が豊富な気がする。(どちらも電子書籍化された本が少ないけど)ただし、バックライト付きで電子書籍が見れる機械として
定価8000円ではなく4000円ぐらいであれば十分コストパフォーマンスは満たしている。
特にlinuxベースで、microSDでOSごと差し替えることもできるので
軽いlinuxを入れたり、andoridを入れる人もしるらしい。 個人的にはモニター付きのラズベリーパイとして活用できてもいいなーと思う。