2025年9月18日木曜日

Platform Engineering Kaigi 2025

社内のイベントスポンサーに関するメモ(notepm)を見てたら
Platform Engineering Kaigiというのがあることに気づいた。
昨年SRE Kaigiに参加していたこともあり、なるべく今やっている仕事に近い話を聞いてみたかったことで参加することにした。
今までは会社でスポンサーをやると出てくるチケットをもらって行っていたが
今回のは既に募集が終了したらしく、直接チケットを買うことにした(会社請求)

幸いまだEarly Birdチケット(2000円)が残っていた。一般だと4000円になる。
購入を試したが、久しぶりのPaypalで認証系の問題なのか、決済ができない。
後からEventbite側の不具合、なメールが来て決済用のリンクが送られたが、それでも決済ができない。
結局、新しくPaypalアカウントを作って何とかチケットを購入した。

参加当日

前回のSRE Kaigiと同じく、会場は中野だった。
開始時間は10:30でかなり遅め。朝の移動は楽だが、帰りが遅くなるのは辛い
https://www.cnia.io/pek2025/schedules/
東京から中央線を乗った。最近子どもが中央線にハマっていたので動画を撮って送った。

入場して、地下一階のホールに行ったら、SRE Kaigiの時と同じく
お茶と軽食を提供していた。
たこ焼きとペットボトルのお茶をget。


1階では書籍販売コーナーがあった。色々気になる本があったけど
今は資格勉強に集中したいことで、分厚い本は辞めることに。いずれAmazonでも買えそうではあった
同人誌ぽい電子書籍を1冊購入した。(1000円)



keynote
10:40 - 11:40
 

・イギリスから来日した人の発表
・「AI agentは怒りぽいなインターン」だ
    AI agentにはなるべくreadonly権限を与えるべき
    将来のAIはテキストが必要。沢山ドキュメントを作る必要がある

 

実例紹介!プラットフォームエンジニアリング導入の成功ポイント
12:15-12:45
・早速ランチセッション。BLT選んだ
・PEの仕事は理解されにくいことで、組織にアプローチをする方法としてはトップダウン・ボトムアップがある
・組織が大きい(1000人以上)場合はトップダウン
・phaseを分けて、phase毎に施策と効果測定を行う
・施策は社内で水平展開を行う
・施策の効果について説明する際には成果の規模がわかればいい

主に受託開発している会社だからか、Sireぽい話だった

「小さく壊す」は許し「一発アウト」は防ぐ Agentic AI 時代のプラットフォームが備えるべきガードレールを再考する
13:00 - 13:30
Room A

・組織が大きくなることで、コミュニケーションコストの増加・CI/CDの長時間化
・チームに対して機能を持たせる
・マイクロシステム化を考慮する際に確認すること
    ・分散システム化の経験者がいるか
    ・将来の成長性を考慮
    ・DBは論理的に分離
・k8s導入
    ・プロダクト数が増えすぎた
    ・ファシリテーションのコストが増えてセルフサービスが必要になった
・k8sは大変か
    ・多分No
    ・EKSで色々マネージド化されている
・バックアップラン:いつでも失敗できるようにする
・挑戦中:Argo CDによるGitOpsの実現


持続可能なプラットフォーム運用:エコシステム導入の判断基準と運用戦略

13:45 - 14:15
Hall

・エコシステム導入のメリット/デメリット
    ・メリット
    大抵のニーズに対応できる
    ・デメリット
    学習コスト
    ライフサイクルが短いのもある
・できれば導入せずに要件を解決できる道を探る
・エコシステムの選定
    ・CNCF Landscapeで参考できる
    ・Githubの開発状況を確認
    ・導入事例を確認
・Design Docsを残しておく
    何故このエコシステムを選んだのかを残すことで担当者が納得できる
    うまく更新ができてないのは課題である。バージョンを管理するのは有効である
・システム結合密度が高いのは選定を慎重にする
    実験的な投入するのもあり
・バージョンアップの調査はAIに任せて自動化するのを実験的にやっている



一人SREが歩んだPlatform Engineeringスモールスタート実践録

14:30 - 15:00
Room B

・遊軍チーム、として動く
・PEとSREの違い
    ・PE:ストリームアラインドチーム
    ゴールデンパスの整備
        CI/CD、リリースプロセスの自動化
    開発ワークフローの自動化と効率化
    セルフサービスの実現
        支援ツール・開発環境の可視化
    ・SRE:プラットフォームの信頼性

・gcloudを利用したリソースをexport(terraform)する機能がある
・Slack botでのドキュメント横断検索を実装中
・テストカバレッジの整備
    flutterのレポートをgithubで見れるようにした
    静的解析ツール
・「すべてのエンジニアは、AIをメンバーに持つEMになる」
・モチベーションがない時にやる簡単タスクのリストを作ったりした


疎結合でスキーマ駆動開発を実現するイベントバスの設計

15:15 - 15:45
Room A

・システム間の連携のため、イベントパスが必要
・サービス同士がAPIを直接呼び合う世界の限界
    サービスが増えると経路の数が増加
    サービス仕様を把握するコスト増加
・API改修時の影響範囲が不明
・Publish / subscribeパターンが理想
・サービスの開発環境・本番環境はJWT署名でアクセス

→ APIと比べてのメリットがよくわからなかった。少し個人の趣味・嗜好な感じもした


感想
・新しいキーワードを色々拾えた
ゴールデンパス
CNCF Landscape
・kubernetesの話がかなりあった。使ってみたい
・知っている内容が多そうだったし我慢してたけど「SREの知識地図」といた本が気になっていた
https://www.amazon.co.jp/SRE%E3%81%AE%E7%9F%A5%E8%AD%98%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E2%80%94%E2%80%94%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%81%8B%E3%82%89%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%81%BE%E3%81%A7-%E5%8C%97%E9%87%8E-%E5%8B%9D%E4%B9%85/dp/4297150727/ref=sr_1_1?crid=2P5HXSODD9ZAU&dib=eyJ2IjoiMSJ9.QP59jfAc0BlltCkZWzyioasjmKkw43b8POwp3PWVPDs.OgQBldJPiewPm2jTjVo4dGDIFE946ntPQf77HJOlgTc&dib_tag=se&keywords=sre%E3%81%AE%E7%9F%A5%E8%AD%98%E5%9C%B0%E5%9B%B3&qid=1758241679&sprefix=SRE%2Caps%2C180&sr=8-1
・発表内容・雰囲気がSRE Kaigiと似たような感じ。どちらかに参加できれば良いような気もする