前からエアブラッシに興味があったが、値段が高いことでなかなか手が出せなかった。
そんな中、エアー缶でエアブラッシの真似事ができる製品があることを知った。
タミヤとGSIクレオス、2つの製品があって、タミヤの方が若干安かったが
いつもGSIクレオス製の塗料を使用していたのでPS183を買ってみることに。
Amazonの説明によると「入門用エアブラシ」と書いている。
■良いところ
・公式の写真からみた感じだと、PS182に比べてスプレー缶が大容量(190→420)になっているのと、専用スタンドが追加されている。
これで1000円程度高くなっているが、値段相当かは微妙なところ。
しばらく使うのであればスプレー缶は大容量の方が良いし、スタンドがないと使う時に困る。
代替案がなければ個人的にはPS183の方が買いかと思う。
・専用スタンドは下が磁石になっていることで、多少置き場が不安定でもくっつく場所であれば
それなりに安定的に置ける。
・筆塗りと比べてクオリティーが全然違う。今まで筆塗りだとムラができたり・泡が付いたりして何回もやり直しが必要だったが
塗装した感じがしないぐらい自然なできあがりだった。こんなに簡易的なものでここまでできるのは大きい。
・空気圧が強いせいかも知れないが、場合によっては下地をしなくても着色が良い気がする。
・コンプレッサーよりは悪いかも知れないが、付属されているMr.エアースーパー420だと通常のスプレー缶より3倍ぐらい容量だし
ある意味コスパは悪くないと思う。準備に手間は掛かるけど。何よりも自分で色を作れるのが大きい。
■悪いところ
・他のエアブラッシと変わらないと思うが、使う前に組み立てるのが面倒
・説明書でもホースのつなぎ目はしっかり閉めろと書いていて、それなりに閉めていたが
エラー漏れして大慌て。結構キツく閉めないとダメだった。
というか缶はそれなりの値段するので、エラー漏れすると精神的に良くない。
簡易版でも良いのでコンプレッサーを買いたい。
・これも他のエアブラッシと同様な問題かも知れないが、使用後に放置すると塗料を吸い上げるところが詰まってしまう。
この場合は付則の針金で解決できる。
・塗料の瓶に刺さっている吸い上げ口が少し浮いている為、ある程度の量がないと吸い上げられない。
少量の場合は今までの通り筆塗りしたほうがいいかも。
■今後試したいこと
・シャドウ吹きができるかやってみる。
・コンプレッサーを買ってみる。最高圧力0.08で、缶に比べると弱いがPS371だと買えそう気がする。