2016年12月11日日曜日

本の感想:「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

電車などに宣伝をいつも観てて気になってたが
丁度、町の図書館にあったので借りてみた。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか


要約するとこんな感じ

すべての仕事は、必ずやり直しになる

プロトタイプは、プログラムの話に限らず一般的な仕事においても応用できる、より抽象的な概念。
会社で企画を任されたときにプロトタイプを作ると、全体のイメージが固まる。
イメージが固まっていると上司もプロジェクトの進行を理解しやすいので、企画が通りやすくなる。
また、何より自分自身がプロジェクトを進行するときに、仕事がやりやすくなる。

すべての仕事はやり直しになる。
プログラムもプレゼン資料も、どうぜやり直しになるのだかた細かいことはおいておき、まず全体像を書いてしまったほうがいい。これがつまりプロトタイプを作るということ。


「出勤前の服選び」で疲れてどうする

効率化といえば、「世界の偉人はいつも同じ服を着ている」
それは彼らが日常のささいな決断の数を減らそうとしているから
日々たくさんの人と出会い、様々な意思決定を行う彼らは、普段から大きな決断を追われている。
そのため会社の経営や政治に関わる重大な決断をするときに脳が疲れないよう、無駄な決断をしないようにしている。
心理学では、決断や意思決定をする際に減少する気力のようなものを「認識資源」という
世界の偉人達は、認知資源を経営や政治のために温存している


その他には
・締め切り直前ではなく仕事を始めたタイミングに頑張るべき
・夜よりは朝早いほうが集中しやすい
・集中する時間を別途作る
など、個人的には共感できるけど
人によっては合わないかも知れない話もあった。
あとは自慢話的な内容だったけどwindows95を作った当時のエピソードも面白かった。