2019年10月20日日曜日

HGUC 1/144 ドーベンウルフ(ZZバージョン)

キットの感想など
入手困難
最近ユニコーンバージョンとかシルヴァ・バレトは出ているのに
ZZバージョンは意外となかなか購入困難なキットだった。
ギミックが多い
インコム、大艦ミサイル、ビームライフル・メガランチャー以外にもサイコミュ腕が指揮官用と一般用がついていて、さらにそれ用の台も用意されている。
ビームライフルが重すぎ
ヴァーチェほどではなかったが
他のレビューにも多く書かれているが、片手に保つにはビームライフルが重すぎ。
細かい塗装が多かった
頭部のバルカンとかエンブレーム・バックパックのパイプぽい部品など
明らかに色違いの場所だが色分けになってないところが多い
おまけにタクトも多い。腕のはシールが提供されているが他の部品は自力でやる必要があった。
特にミサイルポットはマスキング→塗装→はみ出しの削りで、だいぶ疲れてた。
折れやすい
塗装の為、何回か会社→家に持ち帰ったのが原因かも知れないが
頭部のアンテナが折れてしまっていた。これは直ぐ修復できたが
今後は写真撮影中にビームライフルの持ち手(通常の拳と隠し手)の部品が折れてしまってた。
このような部品が折れやすいのは分かっているけど
ビームライフルの持ち方が複数ある場合はメーカで何とかして欲しいところもある。
いっそう、ビームライフルを2バージョン用意した方が良いかも知れない。
サイコミュ腕を支える台が立たない
台があったのは嬉しいが、腕を付けると明らかにバランスが悪くなってしまう。
重りを付けたいところもあるが、何が良いのか分からなかったので
撮影時はセロパンテープで固定していた。
インコム用のギミックが欲しい
確かにインコムは外だしできるようになっているが
腕みたいに劇中の場面を再現しようとすると、自分で何とかするしかない。
せめて別売りか作り方でも載せて欲しかった。


今回やったこと
・今回も部分塗装+スミ入れ+つや消し+デカール
・初めて曲線マスキングに挑戦。普通のマスキングテープに比べて癖はあるが、いい感じでできた。
・初めて何もないところからスジ彫りをしてみた。後から左右が合わないことに気づいてた。


・バーニアだけ光沢仕上げしてみたが、あまり目立たなかった。

光沢仕上げ後


制作期間:2ヶ月


ƒ/18 8秒 26mm ISO100

ƒ/18 8秒 26mm ISO100


ミサイルポット全開

メガーランチャーモード



LED点滅

ƒ/9 1/6 24mm ISO100



反省点
接着ミス
バックパックの部品を接着する際、インコムを考慮せずにやってしまって
片方が外に外せなくなっていた。色々痛恨のミス。 
あと、接着剤が外側に漏れてしまって、白くなってしまったところもあった。
エナメル線加工の難しい
今回は頭部にはいつものように赤いLED、バーニアに青いLEDを設定してみた。
固定するためにパテーを埋め込んだらいい感じになっていた。
あと、今までエナメル線の被覆するのにだいぶ苦労していたのでtactというミニルータと球形砥石を試してみた。
確かにヤスリでやるよりは簡単だったが、これも加減が難しく
削りが足りないと電気が通らないし、やりすぎるとエナメル線が切れてしまう。
取り敢えず、LED単体では明かりがつくことが確認できたが
まとめると何故か点かない。
結局、今回も頭部だけ光らせることにした。
今後、複数の明かりを点けるとしたら、エナメル線なしのLEDを購入するべきかも知れない。

好きな機体だったが、実際作ってみると
色々心残りがあるキットだった。
今度はシルヴァ・バレトでも作って挽回したいところ。

参考