まだまだ射が当たらないままだったが、来年も事前に学科試験を書いて提出する形式になるのか分からないし、周りからも「そもそも審査受けないと合格はできない」なように言われたので、8月から審査を受けることにした。よく考えると「宝くじを買わないと、そもそも当たることはない」という理屈と同じだったな。
受けるとしたら徹底的にやることで、8月は落ちることを事前で県立武道館の9月審査も申し込んだ。丁度今年度までの横浜ガンダムもついでに見れたらいいなー的な気持ちだった。
審査日の8/12は山の日で祝日だったが、一応前日は有休を取って審査に向けての練習をした。最後は3中していい感じだった。午後は妻が美容室行ってる間に子供の面倒をみてた。
審査当日の準備の為、持ち物をチェックしていたら、会員証(バッチ)が見当たらなかった。道場で相談していたら、Sさんが貸してくれた。仙台で購入していたらしい。弓に続いて色々世話になる。
朝9:35受付に間に合う為にはバスで秦野まで行って小田急線に乗り換えるか、茅ヶ崎で相模線に乗り換えるか、どちらになりそう。料金としては相模線の方が安いがバスの方が早い。何よりも「弓を持ったままバスに乗れるのか」が心配なところだった。
出発の直前まで迷っていたが、暑い中駅まで歩くのが大変なので、バスに決めた。
バスが空いていたお陰で無理なく乗れた。混んでいたら辛かったかも。
試験場についたけど、あまりにも人が少なくて心配になっていた。
時間も空いていたのでトイレに行った時に事件が発生。
袴につけていた会員証がなくなっていた。焦ってトイレ中を探したけど見当たらない。
袴の中から会員証の止はあったけど、本体がない。
恐らくバスの中でなくなったかも。
結局、受付時間ギリギリになって探すのを諦め、取り急ぎ移動した。
試験場の5階にはついたけど、出席チェックがされる様子がない。恐る恐る関係者っぽい人に聞いてみたら、受付は4階だったので取り急ぎ移動。何とか間に合った。
審査の開始して間もない立ちは大学生らしい若い人が多かった。
取り急ぎ巻藁でウォーミングアップして戻ると、そろそろ自分の番になりそうだったので準備を行った。
ここでまたトラブルが発生。私の立ちで3番手の人が欠席していた。今回審査で欠席した人はなかったらしく、運営の人も慌ただしく確認・連絡をしていた。
結局その人は現れなく、一人づつ詰めることに。
私はオチだったので、そんなに変わることはなかったが、こんなことが起きると不安になる。
座って順番を待っていると、丁度前々立ちの大前の人が羽矢を射るところだった。
そこでまさかの失。続いて乙矢はハズレ。相手に対する同情と共に自分の不安な気持ちも大きくなっていた。
入場の際には結局前の人と足が間違っていて、慌てることに。あと、本座で揖する際には弓が前の立ちの人の足に当たってしまっていた。しかも気づいたら矢番えも前の人より早かったことに気づいてしばらく待っていたり、何が何やらどんどんわけ解からなくなっていた。
羽矢は的の12時方向上に入ってしまっていた。乙矢は6時ぎりぎり当たっていた。明らかに枠に当たる音だったので最初はハズレかと思っていたが、退場後のボードをみたら○がついていた。
ちなみに退場後に自分の替え弦を取ろうとしたら、居なくて慌てることに。どうやら前の人が持っていたらしく、後で返してくれた。
当たり判定にはなっていたものの、それでも合格できるかは審査員次第だし、自分で振り替えてもあまりにも酷かったので、半分諦めモードで帰宅した。
会長に終了報告したら、結果は夜10時頃に出るらしい。遅すぎでしょう・・
もやもやな気持ちで午後を過ごして子どもと寝る準備をしていたら、会長から連絡が来た。
合格だったらしい。嬉しい気持ちの反面、一緒に行ったIさんは落ちていたらしく、申し訳ない気持ちもあった。もう3回目のチャレンジだったのに・・
これで今年の目標が達成できて一安心でもあるが、今だにも実感がない。
三段からは和服研修もあるし、そろそろ買わないとダメなのかな。